人を育てる、方法。

とんでもなく面倒見の悪いぼくだが、ありがたいことに若い人たちに仕事を教える機会があって、まあやっぱりめんどくさいのだが、しかしそれなりに楽しんでいて、その中で気づいたことを書いておく。 ・教え方に正解はない気がする、その人それぞれに学び取る…

社会と、つながりますか。

はい、みなさんこんにちは、ようこそ、社会とつながるゲームへ! このゲームは、みなさんご存知、私たちが人間である以上関わらずにはいられない様々な社会の事象に対して、いかに賢くつながり、いかに豊かな暮らしをするかを競い合うゲームです。さあそれで…

震源地近くで、感じたこと。

月曜日の朝、大阪で地震が起きたとき、ぼくは震源地の近くにある自宅で、保育園に行く前、次男に朝ごはんを食べさせているときだった。 下から突き上げる感じの揺れがあって、高校生の頃に阪神での震災を経験しているので、揺れ始めたときに、ああまただ、と…

立場を、蹴っ飛ばしたい。

ぼくはこれまで自分の立場を得るために苦労してきたと思ってて、受験勉強にせよ、就職活動にせよ、コピーライターになるための修行にせよ、自分がより有利な立場を得るための努力だったと思う。 時々、立場で仕事をしているやつ、という悪口を聞くが、それは…

ただ眺めているだけで、満たされるものは。

グルメ番組というやつが嫌いで、赤の他人がうまそうに食べているのを、ただ画面ごしに指をくわえて見るだけの何がうれしいんだ、こっちは一切食えるわけもないのに他人が自分の欲望を満たすのを見せつけられて面白いはずがない。 しかし年を取って自分のでき…

足るを知るか、忘れるか。

現状に満足をしてしまうと、そこから先に進まなくなってしまう。しかし、ずっと満足できなければ、疲れてしまって先に進むためのパワーが出てこない。 バランスが大事だと言われればそうなのだけれど、それでも敢えてどっちが重要かと言えば、ぼくは現状に満…

嫌いな仕事を、好きな仕事へと変える。

ぼくの持論は「人間は好きなことを仕事にするべきだ」であって、それは今も何も変わらない。 しかしその好きなことというのは当然ながら辛いこともあるし、むしろ好きなことだからこそ、余計に苦しい経験や悲しい思いもすることがある。ずっと憧れていた仕事…

自分だけの物語は、なぜ必要か。

はたらく女性の深呼吸マガジン「りっすん」に、自分が共働きの生活を送っている中で感じていることを寄稿した。 www.e-aidem.com ぼくが関心があるのは共働きそのものというよりも、それぞれの事情があって、これまでの自分の生活や役割や考え方を変えなくて…

好きなことがない人は、どうやって好きを見つければいいのか。

みんな努力や運にシビアだ - 意味をあたえる fktackさん(id:fktack)の言ってることはそのとおりだと思って、ぼくは好きなことを仕事にするのが生存戦略には有効だと書いたけれども、本当に言いたかったのは、その好きなことがはじめからある人はいいけれど…

好きなことを仕事にしなければいけない、理由。

すべての人は好きなことを仕事にするべきだと思っている。 理由は簡単で、そうじゃないと自分の身を自分で守ることができないからだ。 好きでもない仕事を続けていれば必ずミスをしたり、生産性を落としたり、思考停止に陥って、他の、今は大して才能やセン…

誰かのせいに、したくない。

正直に言うと、もうそろそろぼくらは、失敗を特定の誰かのせいにするのはやめたほうがいいと、とても強く思っている。 その失敗をしたのが誰なのかなんてどうでもよくて、その原因を見つけて修正することが大事なのだ。人は必ず失敗をする。人工知能が頼りに…

四月が、苦手な理由。

四月は、一番苦手な月だ。 いい思い出がほとんどない。 入学、進級、入社、新年度、だいたい張り切りすぎて早々に息切れしてきて、何かを失敗する。 それらを振り返ってみるに、ぼくは順応性が決して高いほうではなく、しかし無理に順応しようとするせいで、…

無縁な人生の、終わり。

若い頃というのは、何物にも縛られず、自分の意志で行動し、一緒にいたい人たちと一緒にいればいいし、行きたいところに行けばいい、働きたい職場で働ければいい、もし気に入らない人がいたら二度と会わなければいいし、自分の居場所が気に入らなければまた…

好きな、大人。

シロクマ先生(id:p_shirokuma)の『「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?』(熊代亨,2018,イースト・プレス)を拝読した。 ふた回りほど年上の上司や先輩を眺めていて気付くのですが、年上の身体は少しずつ衰えていて、人生を…

君のことは、全然心配していない。

先日、昔お世話になった人が定年退職することになって、挨拶に行ったら、ところでお前はいったいどっちの道に行くんやと言われて答えに困った。 どっちの道、というのは表現者としての道と、それをサポートする道、という意味で言ってるのだが、実はもう自分…

やりたいことは、なぜ進まないのか。

理由はわからない。 やりたくない宿題とか無理矢理やらされてる仕事とかに限らず、自分のやりたいことだったはずのことも、なぜか順調に進まないことが多く、不思議に思う。その時間が足りないのかと言われたら、この数年慢性的な時間不足なんだけれども、ま…

手元に意識を、取り戻す。

情報があふれ、遠い存在の話がまるで目の前で起きているように見え、おまけに直接クレームを入れたり同情コメントを寄せたりできるから、まるで自分も同じ位置にいるような錯覚におちいり、なのに具体的には何もできなくて不全感に満ち、自分の小ささにがっ…

ワークライフバランスなんて、いらない。

年末年始、しっかり仕事を休んだのだが、ずっと体調が悪くて家事にも全然手が回らない状態だった。 休みに入るギリギリまでやたら忙しくてすでに体の具合が悪かったから、それも原因かもしれない。だがそれ以上に、家にいると色んなタスクがあって、普段の仕…

弱くなる、練習。

若い頃に自分が一番時間と労力を費やしていたのは、自分が好きなものは何かということについて知ることだったと思う。 自分が好きなものが何かがわかれば、どんなことが起こるかというと、好きではないものへの拒絶反応だったり軽蔑だったり恐怖である。しか…

スーツの上に、何を着るか問題。

いろんなものを重ねて着るのは避けたいのだ。 理想は、シャツを着た、ジャケットを着た、その上にあと一枚何かを着た、という3枚だ。そうすればそうでなくてもクソ忙しい朝の服を着る時間が短くなるとか、へとへとになって帰ってきたときでも楽に脱げるとか…

好きは、本当に好きなのか。

好きなことを仕事にするべきかどうか。 id:fktackさんの記事を読んでいて、fktackさんは、好きなことができる会社に転職するから辞めるという後輩としゃべってから、後でこう思ったそうだ。 好きもいいけれど仕事は他人のやりたがらないことをするとポイント…

やりたいことは、必要か。

今の世の中には、やりたいことを見つける能力自体に格差があるのではないか、というid:lets0720さんの記事を読んだ。 近年、富の格差や教育格差の深刻さが叫ばれているが、それ以上に深刻なのがモチベーションの格差ではないかと思う。どれだけ所得があって…

アイデアを、邪魔するもの。

年を取ると、頭の中にどんどんショートカットが増えていって、物事を考えるときに、ああそれならこれと関係あるよねとか、その原因はこれだろうとか、予測がつくようになる。 効率化、スピード化が求められる時代において、それはとても重要なことなのかもし…

人はいつ、何者かになれるのか。

中学の頃に塾の先生にアイデンティティ、あるいは自己同一性という言葉を教わって、ちょうど君たちはそういうものについて考え始める時期だとかなんとかそういうことを言われたような気がする。 思春期に触れる新しい言葉、面白い考え、知らなかった視点、そ…

コリコリマンの、本当の名。

朝、子どもが図書館に行きたいといったので一緒に自転車で行ったら祝日は休館日だった。 ひどくがっかりしているので、大きい公園まで行ってサイクリングをしようと提案したら不服そうだったが無理やり連れていった。公園に行くまでのコースがまた上り坂だっ…

言葉は、何のためにある。

若い頃、句会に呼んでもらって、形式は自由でいいという話だったので、こおろぎは俺が俺がと鳴いているのだ、というのを出したら、主催者の方に、のだ、というのがもったいない、のだ、がなければええのになんで付けるかな、のだ、と言われて、そのとおりだ…

ランダムな、模様。

たまたま立ち寄った喫茶店のトイレに座って大理石風の壁紙を見つめていると、本物の大理石の画像データを取り込んで作っているのだろうか、模様がランダムに配置されているので、じっと見つめていると子供が別の子供に口づけしているように見えたり、あるい…

しばらく、呪いをかけられていました。

今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」 ここのところずっとブログを書くことが減っていて、理由は簡単で「書くことを惜しんでいた」のである。 ある知人が、ぼくに呪いをかけた。長い文章を書く用事がある時は、ブログを書かないほうがいい、というわ…

うれしかったこと、救われたこと。

さまざまなおもしろい業界に関わることがあり、そこにいる人たちに影響を受けて考えが変わることが多い。 そうしないと生きていけないから仕方なく染まる、という面も大きいと思う。その場その場に影響を受けながら変わっていくのが人間なのかもしれない。だ…

副業を持つのか、本業でがんばるのか。

ぼくの周りには、何人か「副業」を持っている人がいる。 そういう人たちは、本業も決して手を抜いているわけではない。手を抜いているわけではないが、しかし全力を尽くしているわけでもない。ある人に、副業でうまくいくコツは何かと聞いたら、本業を面白い…