2012-01-01から1年間の記事一覧

僕のプレゼンのコツを、紹介します。その2

前回の自分のエントリを読み直してみると なんだかずいぶんビジネスライクな文面で おまけに偉そうな印象がある。 自分の言いたいことばかり 無理に押しつけたような文章だと思った。 あんまり良いプレゼンテーションでは なかったかもしれない。 そして、…

僕のプレゼンのコツを、紹介します。その1

僕のはてなブログを読んでくださっている 方々には心から感謝している。 こんなどこの馬の骨とも知れない人間のブログでも 読んでくれる人がいるから 僕はまた新しいエントリを書く気になれるし それは本当に楽しい作業だ。 だけどいつも、あまりにも個人的…

「ふーん・・・」の甘い罠

僕の弟は、小学校の頃、星新一さんのショートショートが大好きで 僕もそれを借りて、よく読んでいた。 その中で「ふーん現象」という話がある。 テレビからどんなショッキングなニュースが流れていても 「ふーん・・・まあ、そんなもんなんだろうな」 と、…

僕の人生を変えた、たったの数カ月のことについて。

今日は、僕の人生に最も大きな変化をもたらした しかし、とてもささやかな出来事について。 ★ もともと僕はそれほど賢い人間ではないのだが 中学時代に、運よく、良い先生たちとの出会いがあり 突貫工事のような詰め込み学習をして 奇跡的に、進学高校に入…

旅は、本当に心を広くしてくれるのか?

Travel broadens the mind. 旅は、心を広くしてくれる。 中学生の頃に、塾で習ったフレーズ。 妙に印象に残っている言葉だ。 その頃から僕はいわゆる文系脳で 数学とか理科とかがとても苦手だった。 おまけに僕の通っていた塾では 重要視されていたのは数学…

人はなぜ生きているのか、僕は知っている。

本当かどうかはわからないが 人類が火星に移住する計画があるらしい。 とりあえず火星から始めるか。太陽の寿命が尽きる前に、何か方法考えなきゃいけないからなー / “「火星に8万人移住」の計画 米宇宙ベンチャーが発表―中国報道 (毎日中国経済) - Yaho…

お金の役割はもうすぐ終わると思う

僕は、この国におけるお金の価値は あまりにも高すぎると思っている。 ★ マズローの欲求階層説によれば 下層にある生存に必要な欲求が満たされた時、 高次の欲求が生まれていくとあるが いまだに僕らは最下層の生理的欲求なり安全欲求なりに とらわれ続けて…

僕はあなたで、あなたは僕で。

以前のエントリ「仕組みと中身は、どっちがエラい?」について ツイッターでナルホドなご意見をいただいて あ、そうだなと気づいた。 何かのコンテンツは、仕組みと中身がある前に 「受け手」がないと成立しない。 ブログを例にすれば簡単な話。 はてなブロ…

偉大なるアマチュアは、本当に偉大なのか?

最近、あまりにも忙しくて はてなブログを更新する余裕がなかった。 ちょっと悲しい。 その間に、はてなブログは1周年を迎えていたり 東京の新オフィスが女子をこじらしていたり どうぶつの森のプレイ日記が 書きやすくなっていたりしていた。 世の中って本…

ウソをつくことは、ダメなことなのか。

昔、グリーンマイルという ものすごく疲れる映画を 女の子と一緒に観た。 観終わってから、その子はため息をつきながら言った。 私はね、ウソの話を、さも本当にあった すばらしい話であったかのように 表現するのが大嫌いなのよ。 まあ、大作と言われて そ…

人生の悩みを解消する、3つのテクニック。

僕は今、僕なりに人生を 楽しく生きているつもりなのだが 時々、周りから 「よくそんな状況で、ニコニコしていられるよね」 「オレがお前だったら、もう死んじゃうよ」 「結局、ドMなんじゃない?」 なんてことを言われる。 いや、僕だって 色々と辛いこと…

仕組みと中身は、どっちがエラい?

仕組みを考える人がエラいのであって、 中身を考える人はいくらでもいるし 替えがきくから、全く重要じゃない。 最近、僕の会社では、老いも若きも こんな価値観を持っている人が増えたなあと思う。 僕は、中身のほうが大事だという 立場を明確にしているの…

なくなると、本当に困るもの。

ウィルキンソンの辛いジンジャーエールが ずっと好きすぎて、ずっと苦しい。 好きすぎるせいで、万が一、 ある日、世の中からなくなったらどうしよう、と すごく心配になるのだ。 おまけに、なかなか売っていない。 今、ペットボトル入りのものも販売されて…

ブログを書くことで、起こった変化。

今日は、とあるクライアントとの会食だった。 僕はその食事の場で 別の会社の人間から、巧妙な手口によって 僕に手抜かりがあったことを糾弾された。 いや、inujinさんは悪くないんですよ、本当に。 ただ、運が悪かったとしか言いようがない。 いや、ごめん…

仕事で、韓国に行ってきました。

はてなブログの更新が しばらく止まっていたのは 韓国に撮影に行っていたからなのだが その詳細をここに書いても 仕方ないかなあと思っていた。 そもそも、かなり不本意な経緯で 韓国に行くことになったものだから 書いているうちに愚痴っぽくなっても いや…

じこはおこるさ。

きかんしゃトーマスの有名な歌で 「じこはおこるさ」(accidents will happen) というものがある。 浮かれていると事故は起きるものだから よく覚えておくようにということが 全編にわたって説かれている。 この歌には子供(僕は敢えてこの字を使う) に対…

無駄だったなあと思う、いくつかのこと。

基本的にあまりネガティブなことを はてなブログで書くつもりはないんだけど ふと思い返すと、ちょっと面白かったので これまでの短い人生の中で 「これは無駄だったなあ」と思うことを いくつか挙げてみる。 ●「すごい人生経験をしなくちゃダメだ」という…

しがらみを、愛することができるか。

生きていると、面倒な「しがらみ」がどんどん増えていく。 さっきまで、このエントリを読んでいた。 僕と妻の結論 - Everything You’ve Ever Dreamed 僕は、ちょうど今日、新幹線の中でふと もし自分の両親を介護しなきゃいけなくなったら どうなるのだろう…

命の燃やし方。

結局、誰だって、死に向かって生きている。 どんな生き方をしようとも 命という限りのある燃料を燃やし続けることで 少しずつ残量が少なくなっていく。 そして僕は、燃料が減るのを恐れて ちびちび、ちびちびとやっていたのは否めない。 でも、最近は幸運な…

僕は、働き方を変えようと思う。

今日はちょっと間口の狭い話。 いわゆるマス広告の効果が弱まっているとか これからはコミュニケーション全体を 設計できなきゃいけないとか 生活者の参加が必要だとか聞くけれど そんな当たり前の話は、おそらく 20年以上前からずっと言われている。 そ…

苦手なものを、言う勇気。

大阪には「ええ格好しい」という悪口がある。 体面ばっかり気にして中身がともなっていないことを やんわりと非難する言葉だ。 そして僕は典型的な「ええ格好しい」なのである。 ★ 仕事をしていると 「あなたなら、こんなことくらいできますよね?」 とつき…

バカっていったほうがバカ!

僕の息子はおしゃべりが大好きで 保育園に向かう道をずっと ペラペラしゃべりながら歩いている。 おまけに結構、理屈っぽくなってきて ちょっとバカにしたりすると 「バカっていったほうがバカや!」 と非難してくる。 どうせ先生か誰かの受け売りだろうし …

何これ、めちゃめちゃ面白い!

今日、営業をやっている先輩に 魔法の言葉を教えてもらった。 不測の事態や、困った状況に出くわしたら、まず 「何これ、めちゃめちゃ面白い!」 と声に出すと良いのだそうだ。 人間というのはバカだから 実際に声に出した言葉に強く引っ張られる。 だから…

表現の「即興性」が当たり前な時代に、思うこと。

ジャズを聴くのが、大好きだ。 でも、正直に言えば、趣味というところまで深化していないので 特に好きなバンドやアーティストがいるわけでもないし 歴史やらジャンルやら音楽理論やらは全く知らない。 その証拠に、ジャズのほとんどがその時の思いつきの …

バカの使いよう。

ものすごくダメな人を知っている。 激しい意見の応酬があって、会議が紛糾している時に その人は中腰になって、ソワソワ、ソワソワと 何か様子をうかがっている。 時々、何かを数えるような仕草をしながら ブツブツと独り言をいっている。 そのうち誰かが気…

もうちょっと、わがままに行きません?

僕にとって一番大切なものは「自由」らしい。 会社の「メンタルヘルス診断シート」が言ってたのだから間違いない。 たしかに自由というのは嫌いな言葉ではないが 今の時代、 「あいつは、自由だね」 と言えば、完全にdisってることになる。 「自由な人」…

良いアイデアが出る、たった1つの方法。

僕はいわゆる「ハウツー本」が苦手である。 20代の頃は「素晴らしいアイデアのコツ」的な ハウツー系の本やエントリを中心に さんざん読んでは実践を続けてきた。 どれも、とっても読みやすくて、わかりやすいので なんだかすごくさわやか、後味もすっき…

僕の趣味は、仕事です。

他のことを全て忘れてしまえるくらい 没頭できる趣味はあるか? ということについて 昨日、仕事そっちのけで先輩と話をしていた。 その先輩は大抵、オフの時間でも ずっと仕事のことを考えているそうだ。 映画を観たり、本を読んだりしていても このアイデ…

なぜ今さらブログを書くのか?

僕はあまりネットの世界のことは詳しくないのだけれど ブログといえば、10年以上も前、社会人になった頃に はてなダイアリーを中心に、面白いブログにたくさん出会い 仕事で息詰まると、ちょこちょことのぞいていた。 職業作家でもジャーナリストでもクリ…

ひじきさん。

引き続き、僕の尊敬する人の話。 その前に彼女の仮名を考えよう・・・。 じゃ、ひじきで。 ひじきさん。 ひじきさんのすごいのは 「相手を受け入れる技術」だけではないのだ。 ある日、僕はまた無神経に 「この仕事、納期がめちゃめちゃ短いんですけど 間に…