2014-01-01から1年間の記事一覧

一生、働きたいと思っている。

仕事は、好きだ。 仕事にはいつもお題があって、アイデアを考えるのは面白いし、色んな人と関わるのも楽しいし、新しいことを学ぶこともできる。家族ができるまでは、僕は一年のうちでちゃんと休むのは正月くらいで、別に休みたいとも思わなかった。やるべき…

自分の人生は、自分のせいにしたい。

こんな年で、恥ずかしい話だが。 自らしんどい道を選んだくせに、色んなトラブルやらアクシデントやらに出くわして、気がつくと不満だらけになっていて、我慢ができずに感情を爆発させたり自暴自棄になったりしている時がある。人間というのは自分の中で色ん…

ごはんのおかわりを、甘く見るな。

おっさんがお店でごはんのおかわりを頼む時は、細心の注意を必要とする。それは、戦いだ。出てくる食事の特性を見極めて、おかずとごはんとのバランスを用心深くコントロールするだけではなく(そんなものは子供の頃に習得しておけ)、いかにおかわりをスム…

好きで、戦っています。

僕らは普段、他者の色々な価値観を「これが生きるためには必要なんだ」という文脈によって押しつけられ、悩んだり、苦しんだりする。遅くまで働いていないと、ちゃんと稼ぐことはできないぞ。お客さんの言っていることを聞かないと、仕事がなくなるぞ。社会…

隠れる場所は、ありますか。

3つは、必要だ。 生きていると、どうにも自分では処理できないことに出くわす。仕事で、プライベートで、あるいは人には言えない状況下で、不測の事態に陥った時、まずは一時的に身を隠し、冷静に状況を把握し、対処方法を考え、具体的な行動へと移す、そう…

イケメンじゃないから、おしゃれがたのしい。

おしゃれの要点はたった一つ、自分を冷静に肯定することだ。 まずは、自分の顔や、身体の特徴や、年齢による老化など、表面的な状態について客観的に観察してみる。ただ鏡に映った自分を見るだけではなく、飲み会や旅行のスナップ写真などで、自分が意図せず…

難しい顔を、減らしたい。

ハンサムな男は、眉間にギュッとシワを寄せて、難しいことを考えているような表情をしていても、やっぱりかっこいい。 しかしまあ僕の場合はそういうわけにもいかないし、だいたい年を取ってくると、なんだか難しげな顔をしたおっさんがそばにいるだけで空気…

最近よく知らないおじさんに、話しかけられる。

駅のホームのことが多い。 特に通勤時間帯ではない時や週末に、ベンチに座って電車を待ってたりすると、今日はお休みですか、と急に話しかけられる。だいたいみなさん60代から70代前半くらいの男性で、お話をうかがうと、仕事を引退されて悠々自適な暮らしを…

泣く子は、黙らせるべきか。

小さな子供は、親を無条件に承認してくれる。 どれだけ僕がダメなヤツであっても、「お父さん」だと思ってくれている。そのうち思春期になって、うちのオヤジはとんでもないダメ人間だとか言い出すこともあるのだろう。それはそれで仕方ないことだし、しかし…

おじサマーの、はじめかた。

夏は、中年男性にとって、もっとも危険な季節である。 ここのところ加齢による基礎代謝の減退のせいで、めっきり寒さが苦手になってしまったため、今年も暖かくなるのが普通に待ち遠しかったし、さあいよいよ夏だなと思うと、もう心の高揚を抑えきれない。 …

中年の、ときめき。

かっちょいい中年になりたい。 しかし、どうも何をもってかっちょいいのかというと、なかなか難しくて。今までは自分の中でまあまあ明確な「かっちょよさ」というものがあったと思う。服装がおしゃれだとか、顔が端正だとか、めちゃめちゃ仕事ができるとか、…

1年くらいブログ書いてますけれど小遣い増えませんし、書き続ける意味くらいは見出させてください

自分自身のためにブログを書いている。 文章を書くことが好きで、それを仕事にしたいと思って働き始めたけど、自分のせいなり環境の変化なりでそればかりしているわけにもいかなくなって、だけどはてなの世界と出会えたおかげで、こうやって書きたいことを書…

ご結婚とか、正気じゃない。

えー。 えーただいまご紹介にあじゃ、あじゃじゃじゃじゃ、あじゃじゃりました、新郎の友人の僕です、どうも、僕であります。 えー。 ええと今日はこのようなおめでたい席に呼んでいただき、おまけにこんなスピーチ的な鯛焼き、あいや大役を仰せつかられらり…

アイデアは、恥ずかしい。

なんだか、つまんねえな。 最近、自分がそういう心の動きになっていることが多かったので、一体それはなぜなのだろうと思い、ちょっと整理をしてみた。 1枚の紙をばっと広げて、自分がつまらないなと感じることを、どんどん挙げて書きこんでいく。書くには、…

自分の上司を、ほめる時が来たか。

僕は自分の上司を、ひそかに尊敬している。 僕の上司には、カリスマはない。 みんなの冷えきったハートを熱く鼓舞するような素敵なメッセージを発信することは一切ないし、「新事業を成功させた者には、この城をやろう!」みたいな豪快なエピソードも全くな…

生きているだけの、虫けら。

日本に住んでいる虫は、小ぶりで、いかにも弱々しい。 だからかどうかわからないけど、仕事中に、歩道の先をモンシロチョウがひたひたと地を這うように飛んでいるのを見ると、おうがんばれがんばれと思うし、工事中のフェンスにカマキリが一匹張り付いて来る…

小遣い制について、語る時が来たか。

小遣い制においては、ほんのわずかなミスが、命に関わる。 コーヒーを自動販売機で買うことなど、ありえない。少なくともオフィスで仕事しているあいだは、ありえない。タイムセール中に思いきって購入した徳用インスタントコーヒーを限界まで薄めて飲まなけ…

一緒に生きる、ということ。

夜中にね、お菓子を食べてしまうのよ。 彼女は言う。 それからため息を1つついて、薄焼きせんべいの袋を迷いのない手つきでバリバリバリと空ける。せんべいはさらに透明の袋でもって個包装されているのだけど、彼女の一連の作業はスムーズで。 結局、家に帰…

僕は、ノマドです。

どうぞ、ご自由になさってください。 というと、怒りだす人がかなりの確率でいる。僕なんかはかなり自由を愛している人間だと思うのだけど、それでも突然放置されてしまうとなんだか心もとなくなるから不思議なものだ。まあたぶん本当の自由なんてものは存在…

好き嫌いを、越えたい。

僕は、自分大好き人間である。 たまに鏡に映った自分の顔を見て、さすがにオレもちょっと老けてきたなあ、と感じる時でも、まあそんなオレも味があっていいよね、とか普通に思うし、どんなにみじめな状況に陥ったとしても、ああオレすげえかわいそう、すげえ…

モテることよりも、ずっと楽しいこと。

小学生の頃、そのエロに対する造詣の深さでクラスの男子から一目置かれていた子が、言っていたことを、今でもよく覚えてる。「恋愛において大事なのは、小学生では顔、中学生ではカラダ、高校生ではココロやねんで」なんだかすごくオトナな話を聞いたと思い…

コミュニケーションが得意な人とかいるなら、教えてください。

昔の話で恐縮ですけど、アルバイト先の事務員しているお姉さんが、それはそれはとてもかわいらしいお姉さんだったのですけど、とにかく一緒に働いている先輩事務員さんの悪口をめちゃめちゃ言うわけですよね。でまあ僕はお姉さんに気に入られたいばかりに、…

憧れない、ちから。

今でもふと、夢想してしまうことがある。 他の全てがどうでもよくなるほど、心の底から誰かの生き方に傾倒し、ただそれを追いかけ続けることだけができれば、それはそれで楽だろうなあと、そう思うことがある。その人の生き方に強い憧れを感じた時、僕らの意…

Facebookでケンカ、できますか。

ちゃんとケンカをしたいなあ、と最近は思う。 もちろん腹が立つことは、たくさんある。でもそれは単なる衝動的な怒りであって、おまけに、だいたいその原因は自分自身に余裕がないからだったりすることが多い。だから、もしそれを我慢せずに相手にぶつけたと…

生活は、格好悪い。

子供を水泳教室まで送り、終わるまでのあいだ、僕は地元のスーパーのフードコーナーでコーヒーを飲みながら、本を読んだりブログを書いたりする。あまり良い環境ではない。近くを小さな子供が叫びながら歩き回ってアイスクリームを床にぶちまけたり、それを…

それでもやっぱりインターネットには、絶望しない。

とても残念なことなのだけれども。 僕は感覚的なものを愛している。どれだけ数字で根拠を積み上げても、どれだけ丁寧に論拠を提示していっても、自分の感覚が、うむ、と言ってくれなければどうも納得できない性分で、これまで他のことについては色々と無理矢…

インターネットに、絶望はしない。

最近、いくつかインターネットの未来についてのややネガティブな観測をしている記事を読んで、ネガティブな皮を被ったポジティブ野郎の僕が思ったこと。 たしかにこの国のインターネットへの参加人口が増えたことで、インターネットにおける言動はものすごい…

京都が、嫌いです。

東京では、大阪に出張すると言うとみんな気の毒そうな顔をするのに、京都に出張すると言うとうらやましがるらしい。 大阪の人間からすれば、大阪と京都の何が違うのかと思う。しゃべる言葉も、飲んでいる水も、ややこしい人柄も、ほとんど変わらない。それな…

サードプレイスは、目的地ではない。

僕は自分のことをかえりみて、人間というものは、本当に欲望を生み出す永久機関だなあと思う。 どれだけ普段の生活に満たされていようとも、もっと新しい刺激が欲しい、もっと気持ち良くなりたい、もっと色んな人に愛されたい、と次から次へとドロドロと欲望…

やりがいヤンキーの、掟。

昔、とある企業の社長に対してプレゼンテーションをした時、服装について苦言を呈されたことがある。 もともと僕らはめったにスーツを着ない上に、とにかく真夏の暑い日だったので、ポロシャツに七分丈のパンツで、くるぶしはまる出し、みたいな格好をしてい…