都合の悪いことはだいたい忘れてしまうことにしている。
物事の道中に何かまずいことがあっても「終わりよければすべてよし」と呪文のように唱えていると、まあたいていのことはすむ。
だから、ぼくの人生のほとんどは「すべてよし」となのである。
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大阪ブロガー万博から帰ってきた。
大阪オフ会にふさわしく個性的な人たちばかりで、おまけにみんな興味のあることもバラバラ、なのにみんなたくさんしゃべって、笑って、アゴが痛い。
おしゃべりあり、ボードゲームあり、わざわざお土産を持ってきてくださった方もあり、みんなが楽しみにしてたキャンプファイアーは強風のため中止になったけど、大阪でこんな遊びができるなんて、本当に不思議な感じだった。
こういう時間がすごせるなら、また明日からも頑張れるというものだ。
いや。
そんなことはどうでもよろしい。
問題は、今日は何人かの方から「いぬじんさん、ブログと実物のイメージがだいぶ違う」と言われたことである。
どうもこの文体のせいで、なんだか冷静沈着でかなり渋い感じの人間だと思われていたようだ。
まずい。
これはいわゆるネット弁慶的なものの香りがする。
意識してなかったのだけれど、考えれば考えるほど、ネット弁慶感が漂ってきた。
idもnetbenkeiに変えたほうがいいのかもしれない。
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そんなわけで、急に自分のブログの文体について自信がなくなってきた。
とはいえ、いきなり切り替えるのはどうも難しい。
急にくだけた口調になっても怪しいし、一体どうしたものか。
オフ会の思い出とともに、重い宿題を持って帰った1日だった。
たぶん、明日になったら忘れているけれども。