2015-01-01から1年間の記事一覧

文章が下手でも、問題ない。

よく文章が上手いとか下手とかよく言いますよね。 あとそれは才能だから大きくなってから練習したってどうにもならないとか言う人や、いや才能じゃない、ちゃんと努力すればなんとかなるって言う人もいますよね。しかしそういう話ってのは今後は意味がなくな…

正気と、狂気のあいだで。

ぼくは、半人半妖である。 もちろん、ニンゲンの世界にいるときはニンゲンらしくふるまっている。ただ、いまだにうまく制御できないところがあって、仕事中につい尻尾や牙を隠すのを忘れてしまったり、電柱の前で急にもよおしてきたりするのである。若い頃は…

人を好きになる、技術。

「好きな人が、なかなか現れない」という人の話を聞くことがある。 これまでの出会いについて「この人は顔が」「この人は話が」「この人は仕事が」みたいに、本人なりに好きになれない理由があることが多く、まあなかなか大変だなあとは思う。「でもちょっと…

会話の途中で、スマホをいじる意味。

話の途中に、相手がスマホをいじりはじめる。 いまや、どこにでもある光景だ。 それについて怒る人もいるし、知らないふりをして話を続ける人もいるし、同じように自分もスマホをいじりはじめる人もいる。パッと見た感じは、相手の目を見ていない(あるいは…

やっつけ仕事を、やっつけろ。

人がプライドを持って働いているのを見るのが好きだ。 その人なりに色んな事情があって、さまざまな悩みを抱えていて、だけど今この場面では目の前のことに真剣に打ち込んでいる、その姿にドキっとする。逆に仕事に集中できていない人や、どこか上の空の人と…

小さく死んで、小さく生きる。

人が眠っている姿を目にした時、妙な気持ちになることがある。 これまで活発に行動していた人間でも、眠りはじめたとたんに動かなくなって、言葉を発さなくなる。眠りは死のいとこみたいなものだ、と表現したラッパーがいたけれど、たしかに人が眠っている様…

世の中の料理のレベルが高すぎて、向上心が育たない。

食べることは、大好きだ。 好き嫌いはほとんどないし、唯一苦手だった納豆も、結婚してからは克服した。だけど自分で作るのはからっきしで、週末はできるだけ料理をしようと努力しているのだけど、チャーハンとかパスタとか野菜炒めとか簡単なものを作ること…

ファミコン世代は、進んでいく。

ぼくがはじめてちゃんと遊んだファミコンのソフトはディスクシステムの「ゼルダの伝説」だった。小学校の高学年だったと思う。それまでは、とにかく家にファミコンのある友達の家に何人かで遊びに行って、いつも後ろのほうからテレビの画面をのぞきこんでい…

そろそろ、生活をがんばらなくちゃいけない。

生活が、苦手だ。 洗濯物をキレイに手早く、たためない。りんごの皮をむくのが、めんどくさい。おつかいに行くと、頼まれてもいない余計なものは買ってくるくせに、肝心の紙おむつを忘れてきたりする。それで、ぼくはそのあたりのことを「苦手」というジャン…