氷河期世代は、ゴミ箱へ。

 

 

 

ぼくは、ずっと就職氷河期世代とかロストジェネレーションとか人生を設計しなおさなきゃどうのこうの世代とか言われてきて、要は報われない世代なんだといつのまにか自分もそう思うようになっていた。

 

 

 

たしかに、そういう風に言われると、仕事でうまくいかなかったり、生活が苦しかったりしても、そうだ、自分は報われない世代だから仕方ないんだ、全部そのせいなんだ、と思えばずいぶん楽になる。

 

だけど、もうそういうのは要らないな、と最近は思う。

 

たしかに自分の人生がイマイチなのは世代のせいなのもあるかもしれないが、それは自分の力ではどうにもならない話だし、ちょっとでもマシな人生にするためにできることは他に色々ある。

 

自分が可哀想だと思っている時間があったら、できることをひとつでも試してみるほうがいい。

 

お互いに辛いよねとか大変だよねと心を通い合わせることは必要だと思うけど、それを恨み節にまで成長させちゃうと、自分の行動力が落ちてしまうように思う。

 

新しい行動を起こすには、もっと気軽で、ウキウキとしていて、結果がどう出ようとも、それを知るのも楽しみでたまらない、という気分が大事だと思う。

 

さあ次は何をしようかな、といつもソワソワしている感じ。

 

重々しい理屈やドロドロとした恨みにとらわれていては、身動きが取れない。

 

だから、自分が可哀想な世代だなんて話は、クルクルと丸めて、ポイッとゴミ箱に捨ててしまいたい。

 

 

 

まあ年齢から逃れることはできないから、同世代の人とはお互いに、体には気をつけようね、とは思うけれども。