冬ごもり、はじめました。



大阪はそんなに寒くないけれど、そろそろ冬ごもり。



色々と心残りなことだらけだが、これ以上あがいてもしかたなさそうなので、仕事のことばかり考えている頭を休ませて、冬の生活を楽しむことにする。
もっとも楽しむといっても毎日いくらでもやることはあって、それを普段はやらずにすませてきているだけなので、頭を休ませるぶん体にはしっかり働いてもらわないといけない。

以前、得意先の職場にお邪魔してそこの人たちと一緒に仕事をしていたことがあって、もちろん新しい環境に慣れるのは大変だったけど、実はそれはそれで楽だなと思った。
自分のやることが目の前にだけあって、他のことについてはほとんど考えなくてよかったからだ。
もともといくつものことを同時に考えられるほうではないくせに、ついあれもこれもと色んなことが気になっていると、それぞれがおろそかになっていくし、おまけにずっと頭の中で何かがぐるぐると回り続けているので、横になってもそのぐるぐるが止まらなくて、ちゃんと眠っていない。
ところがひとつの職場でひとつの目的のためだけに夢中になって働いていると、帰宅したときにはヘトヘトになっているので余計なことを考える余裕なんてなかった。
それは新鮮な体験だった。

子どもが生まれたときに2週間ほど休んで家の用事ばかりしていたことがあって、これはなかなかキツくて、これにくらべたらサラリーマンの仕事なんてずっと楽だなと思ったけど、それも良い気分転換にはなったと思う。

今回はそんな特別な機会も何もないけれども、少し無理をしすぎてガタがきているので、ああでもないこうでもないと無駄にぐるぐる考えるのはやめて、冬ごもり。

大阪はそんなに寒くないけど。