期初に目標を立てさせられて、なんとか目標に到達しようとあれこれ努力し、期末にどのくらい達成したかを評価される、そんなぼくらサラリーマンは、成果評価ゲームをずっと繰り返しているだけだ。
じゃあ社長になったら自由なのか、起業すればこのくだらないゲームから解放されるのか、といえばそんなわけではなく、親会社や株主や世間に対して目標を立てさせられ、それをひたすら追いかけるゲームへと移行するだけだ。
働いている人は、そのゲームをプレイしているあいだじゅう、それ以外のことには思考停止で、なんとなく他の心配をせずに生きていられる。
みんなが「ゲーム脳」になっている。
ただ、人によってその程度は違っていて、たかがゲームだからと割り切ってプレイする人もいれば、せっかくだからエンジョイしなくちゃと思う人もいれば、それが人生のすべてだと何もかもを投げ打ってコミットする人もいるだろう。
しかしそれはゲームでしかないのだ。
ゲームとはプレイするものであり、プレイとは遊びであり、ぼくらは人生をどんな風に遊ぶのか、それを各自で勝手に考えて、勝手に遊べばいいのだ。
だから会社の言うことがすべてだとか、自分は見放されたとか、人間として評価されてないとか、この信頼を失ったら何もかも終わりだとか、思いつめる必要なんか何もない。
やりたいように生きればいいのだ。
以上は、シロクマ先生のブログを読んで思ったこと。