トマトブロガーに、なりませんか。



さて、今週はなんとかお祭りにも参加できたことだし、僕はここらでトマトブロガーになろうと思う。


トマトといっても、もう熟れ熟れのジュクジュクな類のものなので、まあスーパーに並べられるような代物じゃない。

ぐずぐずのビチョビチョなんだから、とうてい人様に出せるようなものじゃないのである。


だから、くちゅちゅのズブズブの果肉を震わせながら、おそるおそるブログを書く。

これでよいのか、本当によいのかと、ビクビクしながらも、書いていく。

書いていく、書いていく、書いてく。

これでもか、これでもか、これでもか。


気がつくと、僕の中身はもう全部ブログの中にぶちまけられてしまっていて、シワシワの皮だけになってしまった身体にムチを打って、公開するのボタンを押すのである。


一度更新したら最後、もう元には戻れない。

戻りたくても、もう僕の内側には何にも残っていない。


そこで僕は初めて気づく。

オレ、ブログを書くの好きだ。

やべ。




あのさ。

あと、ひとつだけいいかな。


ポナコさん、ごめんね。



トマトさん (こどものとも傑作集)

トマトさん (こどものとも傑作集)