サードブロガーなるものを目指しながらも、難しいと感じている人に、僕は1つ提案したいことがある。
ここらで、サードブロガーではなく、フォースブロガーになってみるのはどうだろう。
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先日、こんなエントリを書いたら、
サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
いくつか感想をいただいたのだけど、その中で、こんなエントリがあって
新しいイスを用意できる人、イスの幅を広げることができる人がサードブロガー - はてブのまとめ
ここで私のいうサードブロガーの定義に当てはまってる人を挙げておく。
ということで、いくつかのブログを紹介された。
それを読んだ方々の反応を、また読んだ。
サードブロガーもアルファーブロガーみたいなもんやで、孤独のブロガーみたいな。 - 団劇スデメキルヤ伝外超
冒頭で紹介した記事に紹介されているサードブロガー達は、この定義の中で、アルファーブロガーなんじゃないかと思う。アルファーブロガーやで。
インターネットに解き放った言葉が誰かが読んでくれるドキドキ感は、アクセス等々の数値化、可視化により失われた。読まれるからこそ、失われた感覚。
というエントリとか、
でも、自分がそーいう属性にくくられたくないなー。
好きなよーにブログ書いてて、それは書きたいから書いてるだけで、「ブロガー」っていうものになりたい意識があったわけじゃなくて、ブログっていうツールに文章が書けるの知ったから、ブログを使ってるだけ。
といった感じだった。
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ごめん。
今あんまり時間ないから、言いたいことだけ書く。
あのね、サードブロガーってのは誰かから選ばれたり、ランク付けされたりするような、学校とか会社とか狭い世界のつまんないルールにしばられたりしないの。
僕らがイヤだなとか窮屈だなとか思っている現実世界があるとしたら、それって、そうゆうつまんない序列を受け入れちゃってるからじゃないの。
あの人はお客さまだからエライとか、あの子は仕事ができるからエライとか、あんたは勉強ができひんからエラないとか、そうゆうことが、僕らのやる気をちょっとずつ奪っていっちゃうんじゃないの。
あのね、人生には浮き沈みがあるの。
色んな人から注目されたり尊敬されたりすることもあるし、そん時のドキドキ感っていったらほんとたまんなくって、ついつい誰かに言いたくなっちゃうし、それでついつい調子に乗っちゃうと、もうびっくりするくらいの赤丸急降下で、だ~れも相手してくれなくなっちゃって、もうね、さびしいしね、場合によったら誰もが自分の悪口を言ってるように感じることもあるの。
だから、ブログを書くの。
クソ楽しい時も、クソつまんない時も、自分の心だけじゃ受け止めきれない何かを抱えて、それをただ書くの。
それでね、たまーに自分の書いたことに感想をくれる人がいたりしたら、もうそれだけで本当にうれしいの。
あ、オレの言葉って誰かに届くこともあるんだって、もうちょっとがんばろっかなって、もうそれだけで今日はゆっくり眠れるの。
だからね。
サードブロガーじゃなければフォースブロガーになればいいし、それがだめならフィフスブロガーでもシックスブロガーでもなろうよ、ミリオンスブロガーでも、ビリオンスブロガーでもいいよ。
何度でも、何度でも、何度でもゾンビのようによみがえって、書こうよ。
サードブロガーのサードっていうのはね、サードプレイスっていう意味もあって、それは生活の場とか仕事の場とは関係のない第三の場所のこと。
そこではね、誰だって何を言ったってよくて、何度でもやり直しをしてもよくて、突然やめても、突然戻ってきても、何にも問題ないんだっつうの。
無限に可能性が広がっているんだっつうの。
あなたは、書く。
他のどこかの誰かじゃなくて、たった1つの特別なあなただけの物語を、書いていく。
その中身は、たいした価値をもたらすものじゃないかもしれない。
もうずっと昔に議論された内容かもしれない。
文章だって上手じゃないかもしれない。
それでも、かけがえのないあなたという存在だけが感じとり、書きたいと思ったことを、あなたは書く。
それを僕は見てる。
アルファでもベータでもなんでもない僕は、見てる。
さみしいことなんかない。
もしその孤独に耐えられなくなったら、お互いにコールしあおう。
僕はあなたの問いかけにちゃんと答えることはできないかもしれないけど、僕なりの答えをブログに書く。
あなたはそれを無視してくれてかまわないし、ブログに全部吐き出しちゃって、気持ちよくなったならもうそれでいいし、万が一、僕の書いたことで、あなたが何かを発見したとしたら、もう天にものぼる心地なんだ。
僕は夢見る。
この世のすべての人がブログを書きあうことで、おかしな化学反応が起こり、見えない何かが変わる世界。
誰もがウキウキワクワクと現実に向かって歩き出す世界。
つまんない夢。
すっばらしくどうでもいい夢。
まあいいよ、それでもあなたと僕は書く、誰が何と言おうと、書きたい時に、書く。
そしてまた、今日というこのくっだらないゲームに、ご機嫌うるわしく立ち向かおうじゃないか。
さあ、そろそろ時間や、ぼちぼち、いきまひょかあ。