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犬だって言いたいことがあるのだ。

ものごとをひとつ先に進めるヒントについて考えています

ブログについて悩んでいるイチローさんに伝えたい、10の提言!







僕は非常に運のいい人間だ。


師匠、と呼べる人が何人もいるからである。


そして、まだ一度もお目にかかったことすらないけれど(そのチャンスを反故にしたのはインフルエンザにかかった僕なのだが)、イチローさん(id:yumejitsugen1)も、その1人だと勝手に思っている。

イチローさんは、僕だけの師匠ではない。

僕のようにまあまあ長く社畜として働いてきて、急に(あるいは徐々に)自分の仕事に疑問を持つようになったり、これからの働き方に不安を抱いていたりしている人すべてにとっての師匠だと思う。

もうはてなブログではとてもよく知られている方だから説明は余計だろうけど、以下の3つのエントリは、僕が特に好きなもの。


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イチローさんの言葉はとても優しいけれど、いつもストレートで、身も蓋もない。

それは、この厳しい現実の中を切り抜けてきた人に特有の、ある真摯さから来ていると思う。

イチローさんは、知っているのだ。

甘い言葉や後味の良い台詞なんて、この現実の前では何の意味もなさないことを。

現状を認識し、次に自分が取るべき行動を考え、実行に移すしか、答えなんてないということを。


なかなかそういうことを教えてくれる人は、社畜をしていると得難いものだ。

なぜなら、上司や同僚に悩みを相談したところで、彼らだってサラリーマン。

僕とそんなに経験に差があるわけではないし、会社を辞めて独立したことがあるわけでもない。

また、友人や知人に企業の経営者はいるけれど、みんながみんなイチローさんのブログのように自分の経験やノウハウをオープンに教えてくれるわけではないし、教えてくれたとしても、あんなに明瞭に言語化できる人もいない。


そんなわけで、僕はイチローさんを勝手に人生の師匠の1人とさせていただき、ありがたく氏のエントリを読んでいる。



ところでそんなイチローさんが、ブログについて悩んでいるという。

『成功』という言葉はひとにとって様々な意味がある。
 しかし、起業家だけにではなく、ほかの多くのひとにとっても、この『ブログを書けば書くほど成功から遠ざかる』という言葉はあてはまっているような気がする。
 僕も含めて多くのひとは、ネット上での影響力を得たい、あるいは、文筆業のようなことをやりたいと思ってブログを書いているのではないかと思う。
 しかし、小説を書きたければ、文学賞は数知れずあって、門戸は開かれているのでそちらに投稿したほうが良いし、ノンフィクションや社会批評のようなことを書きたいのであっても、ブログが最適なメディアなのかどうか疑問が残る。ネットの世界では、良質なコンテンツがもっとも多いアクセスを得るとは限らない。どちらかといえば極論がアクセスを集めるので、ネットでの反応をフィードバックしつつブログを書いていけば、その到達点が自分が想像していた到達点とはまったく違うものになっている可能性が高いような気がする。

がんばって書けば書くほど成功から遠ざかるもの、それがブログ?! - ICHIROYAのブログ


おっしゃっている意味はわかるし、イチローさんもブログについて色々と考えてらっしゃるんだなと思ったが、しかしまあ一度も会ったことのない(のは僕のせい)弟子としては、ここでイチローさんのテンションが下がるのを見ているのは、なんだかつまらない。

そこで、今日はそんなイチローさんの胸を借りて、僕が伝えたいことを勝手にまとめてみる。



1.ターゲットを、変える

ブログでは自分が書いたことに対して色んな反応がもらえる。

そしてたくさんの反応があると励みになるけど、その反応に引っ張られて「多くの人が反応しやすいコンテンツ」を書いていれば、イチローさんもおっしゃっているように「自分が想像していた到達点とはまったく違うもの」になるだろう。

イチローさんは、僕のように仕事に悩んでいる人間に対して、確実に多くの影響を与えていると思う。

しかしご自身が「なんか違うな」と思われるのであれば、ひょっとしたらそういうタイプ以外の人々にもっと影響を与えたいのかもしれないし、その場合は、その人たちをターゲットにしたコンテンツに変えていけばいいと思う。

もし影響力というものを意識されるのであれば「どんな人たちに影響を与えたいのか」を具体的にイメージする必要がある。

その時、影響を与える必要のない人からの反応なんて、気にしすぎる必要はない。


2.自分の書きたいものを、書く

もしイチローさんの悩みの本質が「書くことを楽しめていない」ということであれば、もっとご自身が書きたいことを、書きたい時にだけ書いたらどうかな、とも思う。

これまでイチローさんはたっぷりと僕らのためになるようなことを書いてこられたので、少しくらいわがままに自由にエントリを書かれても、きっと誰も怒ったりしないし、そもそも怒られる理由なんて何もない。

娘さんの彼氏の話とか、僕は大好きなのだけれども、そんな個人的なネタだって、喜ばれると思う。


3.相談を、受ける

僕もそうだけど、本当はもっとみんなイチローさんに詳しく相談したいことがあるのだと思う。

ゆるく募集されてみてはいかがだろうか。

それに1つずつ答えていくだけで、いつもと違うエントリになって、読者層も反応も変わってくるだろうし、何よりもそれによって確実に1人の人間の役には立つので、社会貢献にもなる。


4.本を、出版する

それなりに多くのブロガーが、ブログに書きためたエントリをもとにして本を作って出版している。

電子書籍もいいけど、やはり「ICHIROYAのブログ」の書籍化となれば、紙の本、それに着物の柄をモチーフにしたかっちょいいカバーを巻きたいものだ。

また紙の本であれば、普段はインターネットやブログに接触しない人々にまでコンテンツを届けることができる。

そうそう、本の帯のキャッチコピーくらいは、僕であれば無料で書かせていただきますよ。


5.誰かと、対談する

これもブロガーの中では、やっている人が多い。

たとえば同じ企業経営者でありながらブログを書いている人同士で、対談イベントとか開いてはどうだろう。

はてなでブログを書いている企業経営者の方は意外と多い。

例えばイチローさんと「ぼくら社」さんとの対談とかあったら、僕としては観に行ってみたいものだ。


6.奥さまと、交代する

イチローさんのエントリにたびたび登場するのが、奥さまだ。

外国語が堪能で、お仕事面でもご主人を支えられている、素敵な方である。

もしイチローさんがちょっとブログを書くのに疲れているのであれば、たまには奥さまに代わっていただいてはいかがだろう。

ただ、たちまちに人気が出てしまった場合、イチローさんが戻りにくくなってしまう可能性はある。

あ、できれば日本語でお願いしたいところではあるが。


7.娘さんと、交代する

イチローさんの娘さんは、はてなブログを書いている若い人たちと同世代だという情報がある。

ならば、娘さんに代わりに書いてもらうのも手かもしれない。

ただ、今ははてなユーザー同士で恋愛に発展するような危険な時代である。

急に知らないユーザーから「お父さんと呼ばせてくださいっっ」とidコールされるかもしれないし、そのあたりのことは僕には保障できない。


8.急に、こじらせてみる

いつも明るくて、ちゃんとリアリストなイチローさんだけど、きっと心の中では色々と悩んでいることもあるはずだ。

たまにはそれをもう全面に出してしまって、こじらせ起業家という新たなジャンルを確立されてみてはどうだろう。

口癖としては「どうせオレなんか起業家だよ」「ボーナスなんか知らないね」「あなたはサラリーマンだからいいわよね」などがよろしいかと思う。


9.グラノーラを、作ってみる

あんまり状況はわかっていないのだが、どうやら今、はてなブログではグラノーラについて仁義なき戦いが繰り広げられているらしい。

ここにまさかのイチローさんも加わり、オリジナルのグラノーラレシピを公開してみてはどうだろうか。

新たなビジネスのヒントになるかもしれないし、ならないかもしれないし。最後のほうでだいぶ雑になってきたことも、否定はできない。


10.いぬじんと、相談する

まあ色々と書いたのだけど、結局、ここまで執拗に僕がイチローさんに絡んでいるのは、先日やっとお目にかかれると思った矢先に、僕の自己管理ができていなかったせいで、会うことが叶わなかったのが大きい。

だから、まずはあらためて飲みに行きませんか、そして今後のことについて色々と相談しませんか、とまあそれが言いたかっただけである。