ウィルキンソンの辛いジンジャーエールが
ずっと好きすぎて、ずっと苦しい。
好きすぎるせいで、万が一、
ある日、世の中からなくなったらどうしよう、と
すごく心配になるのだ。
おまけに、なかなか売っていない。
今、ペットボトル入りのものも販売されているけど
今度は“ビンの味”そのまま! 「ウィルキンソン ジンジャエール PET」3/27発売 - はてなブックマークニュース
これがまた、あんまり見かけない。
あの、ただの炭酸飲料のくせに
喉を通りすぎると、カア~~っとなる辛さが
妙に不遜な感じがして、たまらなく好きで
お酒なんかと割るのはなんだかもったいなくて
そのまま一気に飲むのだけど
辛すぎて一度に全部は飲み干せない。
そういう意味で、他の炭酸飲料よりも
ずっとコストパフォーマンスも良いのである。
そんなウィルキンソンのジンジャエールが
ある日、アサヒ飲料さんのマーケティング方針が刷新されて
廃番になってしまったり
変なトラブルに巻き込まれて自主規制の対象になったり
そもそも世の中の人が買わなくなっていったりしてしまうと
本当に困る。
★
だけど、僕1人がどれだけ大量に買ったとしたって
何の力にもならないことだってわかる。
気にいったお酒を蔵ごと買ってしまった、
っていうある経営者を知っているけど
本当にうらやましいと思った。
僕も、かなうならばウィルキンソンの
ジンジャエールを製造ラインごと買いたい。
買ったうえで、いつもどおりの
1日1本のペースで普通に飲みたい。
もちろん、飲みたいと思っている他の人々にも
普通に飲んでもらいたい。
そして、願わくば、もっと多くの方に
このジンジャエールを飲んでもらえれば
マーケットを拡大することもでき
「この世からなくなる」という事態を
避けやすくもなるだろうと思うのである。
★
しかし残念ながら僕にはそんな財力はもちろんないし
アサヒ飲料さんのウィルキンソン担当でもなければ、クライアントですらない。
だから正直、アサヒ飲料さん自体が今後どうなろうが知ったこっちゃない。
しかし、本当に、あの辛いジンジャエールだけは
なんとか守りたいのだ。
この気持ちを、いったいどこにぶつければいいのかわからない。